論文マラソン50 正路佐知子「美術館とフェミニズム―福岡市美術館の現状について」
正路佐知子「美術館とフェミニズム―福岡市美術館の現状について」(『福岡市美術館研究紀要』第9号、2021年3月)。
はじめに
美術とフェミニズム
日本の状況
福岡市美術館の現状
2019年に開催されたあいちトリエンナーレ2019において、芸術監督の津田大介は出品作家の男女同数を達成。美術手帖でも「ジェンダーフリーは可能か?」の特集が組まれた。こうした背景があり、正路は福岡市美術館のジェンダーバランスの現状を把握しようとする。
学芸員の男女比/特別展・企画展/コレクション展/所蔵作品の構成の4つに分けてデータを整理。
こうした各館での地道な取り組みや、継続的な情報発信が今後も重要だと考えられる。