論文マラソン64 大城直也「ティーチャーズキットを活用した授業の実際」
大城直也「ティーチャーズキットを活用した授業の実際」(『美術館研究紀要』第2号、沖縄県立博物館・美術館、2012年3月)。
1 はじめに
2 ヴィジュアル・シンキング理論とティーチャーズキット
3 実際の活用(小学校授業参観)
4 実際の活用(中学校授業参観)
5 成果と課題
◯2007年に沖縄県立博物館・美術館で作成した教材「ティーチャーズキット」を学校で教員が授業で活用した成果と課題を分析。
◯小学校では「絵に題名をつけよう」、中学校では「ニシムイ鑑賞カルタ」。
◯絵に題名をつけるというのは結構難易度が高いかなと思った。というのは「作品をじっくり見て」というだけでは、どう見たらいいのか迷うと想像されるから。
◯現場ではある一定の手応えを得ており、子どもたちが自分の感じた思いは自分の生活経験の中で生まれたきたものであり、個々に違いがあってもいいことを認識する機会になっている。